endo

イラストレーター。株式会社えんどろーる代表。
オリジナルキャラクター『うさぎ帝国』を中心に、さまざまなオリジナルコンテンツを継続的に制作、発表している。
LINEスタンプ、イラスト、マンガ、アニメ、グッズ制作のほか、イベント出展、ギャラリーでの原画展、楽曲制作、音声配信、トークイベントなど、多方面で活動中。
有名企業とのコラボLINEスタンプを多数制作。

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< ごあいさつ >

初めまして。endoと申します。

私がキャラクターを描き始めて、およそ10年が過ぎようとしています。たくさんのキャラクターコンテンツを制作、発信していく中で、何度も悩み、考えたことがありました。それは「キャラクターとは一体、何のために存在しているのだろうか。私のやっていることは、本当に世の中に必要なのだろうか」ということです。

私がキャラクターを描いたところで、誰かの空腹が満たされるわけでも、災害を止められるわけでもありません。社会に重苦しい話題が充満しているときも、私はのんきにイラストやマンガを描いているだけ。人間が生きるために必要不可欠なものとはいえない、それなのに、こんなことをして何の意味があるんだろう? と、何度も何度も、自分の活動の意味と、キャラクターの存在意義について考えました。

そして、ひとつの結論に辿り着きました。『キャラクターは、人間が"人間らしく"生きていくために、必要な存在である』という結論です。

近年のSNS等の普及により、キャラクタービジネスが注目を浴びていますが、キャラクターは単なる商売道具でしょうか。ただの絵で、子供だましで、消費者にとっても都合の良いだけの存在でしょうか。

私はそうは思いません。それどころか、キャラクターは独立した人格をもつ「いきもの」だと思っています。私たち人間と同じように、彼らもまた生きているのです。

人間は、笑ったり、泣いたり、怒ったりします。恨んだり、呪ったり、忘れたり、許したりもします。たくさんの矛盾、悩み、葛藤などを抱えて、生きています。それが人間らしさです。

実は、キャラクターも同じなのです。彼らは、人間のつくりだした理想的な見た目をしているかもしれませんが、人知れず悩みを抱えたり、矛盾に苦しんだりしながら、懸命に「生きている」のです。私はキャラクターをつくりだす側として、10年間キャラクターと真剣に向き合ってきたつもりですが、どうもそうとしか思えないことが多々あるのです。こちらがつくりだしているはずなのに、彼らは知らない間に勝手に成長しているのです。おかしな話ですね。

そして、そんな彼らだからこそ、人間の心をほんのりと満たしてくれるのです。たとえ衣食住がどれだけ充実していても、心が貧しくては、人間らしく生きていくのは難しいものです。

だから私は、そんな心の隙間にさりげなく寄り添ってくれる、人間味のあるキャラクターを描くのが好きです。見た目はかわいいけれど、どこか物憂げで、変なことを気にしたり、他人と比較したり、急に哲学的になったり、逃げたりする。悪態もつくし、弱音も吐く。でも晴れた空を見上げたり、可憐な野花を見下ろしたりしながら、わずかな希望をもって、泥臭く懸命に生きている。そういうもの全てひっくるめて、愛くるしい。そう、まるで人間みたいに。

そんなキャラクターにこそ、私たちの"人間らしさ"を守ってくれる、唯一無二の存在価値があるのではないかと信じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
もし何かお力になれそうなことがあれば、お気軽にご相談ください。

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